私は20代の時に一人暮らし用マンションを購入しました。
その時に買ったマンションは結婚後に買った時よりも高い価格で売れて、私にとっては大きな資産になったの♡
20代のうちに一人暮らし用マンションを買うって勇気いらない?
今回は年収300万円台前半の事務職O Lの私が、20代で一人暮らし用マンションを買おうと思った経緯から実際に契約するまでにやったことについて紹介するよ。誰かの参考になったら嬉しいな☺️
独身アラサー女子が1人でマンションを買おうと思ったワケ
20代後半で一人暮らし用のマンションを購入しました。
20代も後半になってくると、結婚している人や出産している人、バリバリ仕事をしていたり何か功績を残している人、様々な経験などから自分の人生に深みや味みたいなものが出てきた人たちが友人含め同世代に増えてきているのを感じていました。
独身で実家暮らしで、趣味は色々あるし、自分なりに挑戦や経験もしてみたけれど特に形になってはいないし、今のところ結婚の予定もない。
今は楽しいしこの生活も好きだけど、このままずーっとこの感じが続いていくのかな。
何も残らない。…私には何にもない
という漠然とした、焦りというか悲しみというか…そんな思いが時々出てきてはぐるぐるしていました。
なんとなくこのままではいけない気がする、
このぐるぐるから脱したいと思ったところから一人暮らしして自立しよう!わざわざ実家を出るなら賃貸ではなく分譲を購入しよう!というところに行き着いたのでした。
たぶん、何かカタチとして残る‟モノ“が欲しかったんだと思います。
カタチにすること、カタチになるものが全てではないし、そうすればいいってことでもないけれど、この時の自分には、これが一番しっくりきました。
購入したメリットとデメリット
マンションを購入してみてのメリット
- 自分の家を持つことで仕事へのモチベーションになって生活にハリが出た
- マンション購入という経験自体が勉強になった
- 家賃を払い続けるよりも将来的に経済的
- 2年半後に売却し,2年半では到底貯めることの出来ない資産を得られた。
家賃は住み続ける限り終わりはありません。例えば同じ金額を払うのでもローンは終わりがあります。
そしてローンを払い終わっても当然マンションは自分の物なので住み続けることができます。その辺りも賃貸ではなく分譲にした理由でした。
マンションを購入してみてデメリットだと感じたこと
- 長い間ローンを払い続けなければいけない。
- 買った時よりも値が下がる可能性がある
もちろんある程度のリスクは覚悟する必要があると思います。というのはもしもいつかマンションを手放すことになった時に買った時よりも大幅に値が落ちてしまった場合、金銭的に損をしてしまうからです。
それでもなるべくリスクを回避するための物件選びなどもあるで紹介しますね。
購入を考えてからまずやったこと
まず初めに、たまたまやっていたモデルルームを参考程度に1件見学しました。
そして色々調べていたときに見つけたマンション購入セミナーに参加。
私が受けたセミナーは、女性のための新築マンション購入講座でした☺️
女性のためのマンション購入講座の直後にあった新築物件の見学にも参加しました!(そこで運命の物件に出会ったのです。)
今は何でもネットで簡単に調べられますが、あえてセミナー(講座)に参加してみるとネットではわからない部分まで知ることが出来たり、出回る前の情報をゲット出来たりするので参加してみることはおすすめです。
ただ、たまに高額なセミナーやセミナー後に圧強めの勧誘があるなど悪質なセミナーも存在しているようなので、運営元など事前によく調べて注意が必要です。
私が参加した、女性のためのマンション購入講座は、
【一般社団法人 女性のための快適な住まいづくり研究会】という団体が主催している『女性のためのかしこいマンション購入術講座』で、受講料も1000円でした!
一般社団法人だから初めての講座でも安心できましたし、実際とても勉強になったし楽しかったです😊
そして勉強すればするほど、賃貸よりも購入したい!その方が後々良さそう…!という思いが確信に変わりました。
もちろん考え、感じ方は人それぞれなので、講座を受講したり調べたりした上で、やっぱり買うのは今はやめておこう、と思うのも自由です。
どんな結論を出すことになるかはわかりませんが、結論を出すためには まず知ること から始める必要がある、と実感しました✨
失敗しない物件選びのポイント
マンションを買うと決めたら物件を探すよね!どんなことを意識して選ぶべき?
とても高い買い物だし自分の大切な住処となるわけだから物件選びは慎重になるよね!
チェックポイント❶ 間取り
一つはやっぱり間取りです。生活のしやすさに直結するし、分譲とはいっても壁紙などの装飾系と違って後から変更することが難しいからです。
色々な間取り図を見たり物件を見ていくと、どんな間取りがいいがイメージが固まってくると思います。
自分の好みで良いのですが、特に希望がない場合は、一般受けする間取りがおすすめです。
これは後々もっと広い家に住み替えたり、結婚や実家に戻るなどの事情でマンションを売却するか賃貸に出す際に人気の物件となるようにするためです。
例えば私の場合、1LDKで、対面キッチンは女性に人気があるので手放す際にもポイントが高く、私自身も好みだったのでマストでした。
さらにウォークインクローゼットやシューズクローゼットがある、など収納面が充実していたり、水回りが綺麗でおしゃれだったりするのも惹かれるポイントでした。
あとは宅配ボックスも一人暮らしには有難いですよね♪
チェックポイント❷ 耐震性・セキュリティ
もう一つは耐震性が高く地震に強いか、そして一人暮らしには特に重要なセキュリティが万全かどうか。
地震が多いと言われる日本だからこそ耐震性能がきちんとしていて、それを売り手が売りポイントにしているくらいのところだと安心できました。
またセキュリティは一番重要なことだと思いますので、せっかくの分譲マンション一人暮らし生活を安心して過ごせるように、慎重にチェックするポイントになってきます。
賃貸でセキュリティ重視すると一気に家賃高くなったりしちゃうよね。家賃は払い続けても何も残らないけど、せっかく分譲購入してローン支払うなら、妥協したくないところだよ!
チェックポイント❸ 資産価値
資産価値は一人暮らし用だからこそ、特に重要なポイントになってきます。
そこに永住を決めている場合はそこまで考えなくてもいいと思いますが、独身で若いうちに買う場合、この先何があるかわかりません。
結婚、転勤、事情で実家へ戻る、給料アップしてローン組める枠が広がり広い家に住み替えるなど、あらゆる可能性があります。
いつか売却したり賃貸に出すかもしれないことを視野に入れておくことは必要です。その際、少しでも高く売れたり、借り手が絶えない人気賃貸物件になるかは資産価値にかかっています。
私は購入から約2年後にマンションを売ったのですが、買った時より600万近く高く売ることが出来ました!
一般的に資産価値が高いとされる物件は下記のような物件です。
- 都市部
- 駅近(徒歩10分以内など)
- 開発予定
- 路線が多い、新線や新駅が出来る など
まず都市部への近さ、またはアクセスの良さ、
そして駅から遠い物件だと、物件を探す際に検索をかけるときに駅徒歩10分以内、という項目にチェックされたら、どんなに素敵なマンションでも目に止められることもなくなってしまうので、多くの人の目にとまるように出来れば駅近だといいです。
駅周辺、マンション周辺が大型商業施設ができる予定など開発予定であったり、駅自体が新線が通って新しい駅が出来るなどの予定があれば、さらにベストです!
あとは先にご紹介した間取りや収納•設備、耐震やセキュリティなどが揃っているとやはりそれもやはり資産価値に繋がってきます。
でもそんなところって高そう…
買う時点で全てが整っている物件は高いけれど、逆に売るときも値が下がりにくかったり、そもそも購入時点ではまだ開発されていなかったりすると買う時は安く買えて、売るときに街が開発されて(される予定で)いたら高く売れて儲けが出やすいよ✨
ローン審査までに準備したこと
ローンの審査までにやったこと、、、
それは借金の整理!
『借金』というと、「私、さすがに借金はしてないっ」と思ったりしますが、リボや分割払いにしてあるもの、すべてです。
何が、あとどれくらい返済が残っているのか確認し、可能ならば一括返済することをおすすめします。
私の場合は買い物によるリボ払いや分割払い、それからスマートフォンの本体代金。脱毛料金などがありました。
大学の奨学金は大丈夫でした☺️
❶ 地獄のリボ払い
お恥ずかしながら、マンション購入の数年前までリボ払いが癖になってしまっていて、結構な額に...
今ではリボは百害あって一利なし!だと思っています!単に自己管理力が足りなかっただけ
普通の分割払いよりはるかに利息が高いので、毎月の支払額を少額にしている場合、毎月せっかく払っているのに返済分ではなく利息分の支払いしかほとんど出来ていない状態が続き、肝心の返済がなかなか終わらなくなってしまうのです。
貯金を使ってでもまとめて返した方が賢いです。
私は、毎月自動で積み立てて貯金していたのでずが、貯金をおろして全部まとめて完済させました。
(私がリボ地獄に陥っていたのはエポスカードなので、マルイなどにあるエポスカード窓口で支払い出来ました。)
❷ やりがちなスマホ本体代
『スマホの本体代金を分割にしている』これはやっている人多いんじゃないかと思います。
私は今は夫の影響で、高額なスマホ本体を分割で買うことはなくなりました。iPhoneでもキャンペーンで1円とか高くても1〜2万くらいで買える時があるのでその時に買ってますが、当時は普通に10万超えの最新iPhoneを分割で購入していました。
仮審査にしても本審査にしても、なるべく抱えている返済はないに越したことはないです。
本体代金は毎月の通信費と一緒に支払っていると思いますが、端末本体代があといくら残っているか、確認してみましょう。アプリとかのマイページ的なところでもできると思います。
こちらも可能なら完済しておくと、ローンで借りられる額が思っている以上に上がって、余裕をもって審査に臨めるかもしれません。
例えば、スマホの本体代金残り12万として、これを完済させておくことで、ローンとして銀行から貸してもらえる額が100万円アップするくらいなイメージ。
それだけで100万円枠が広がるのはかなり大きい!
いよいよ契約!必要なもの、準備
契約は十数枚の書類に住所と名前を記入し一つ一つ説明を受けて1時間15分くらいで終了しました。
契約に必要なもの一例
- 必要なもの(一例)
- 売買契約書
- お手付金の領収書
- 免許証(パスポート)
- ローン引き落とし口座の通帳と銀行印
- 住民票
- 印鑑証明書
- 実印
上記の中で自分で事前に準備しなくてはいけないものがあります。
住民票・印鑑証明書・実印 です。
住民票と印鑑証明書は、マイナンバーカードを持っている人はコンビニでも発行できます。
役所に行かなくていいから便利♡
しかし、印鑑証明書は印鑑が登録されている必要があります。こちらはない人は事前に役所に行って印鑑登録を行っておきましょう。
ずっと一人暮らしで実家を初めて出た、という人は自分の印鑑を登録していない可能性が高いです。
また、実印がない人は契約前にオーダーして作っておく必要があります。その辺の100均一や文具店ですぐに買えるわけではなく、オリジナルで作ってもらうことになるので余裕を持って準備しておきましょう。
近くにハンコ屋さんがあればいいですが、私は楽天でオーダーしました。
当時はこれからマンションを買うことにドキドキしていたこともあり、運気アップを願って天然石で、しかも開運書体にしてくれるところで買いました!笑
天然石のローズクォーツで字体も希望の開運を選んだオリジナル♡
ケースも含めて可愛くてテンション上がったよ🩷
物件価格以外にかかったお金
物件以外にかかったお金は税金や諸費用など細々としたものがありました。
物件価格以外にかかったお金❶ 税金
30年間実家に暮らしていたからわからなかったけど、世の中には消費税や住民税以外の税金がたくさんあります(遠い目)
- 不動産取得税
- 固定資産税
- 都市計画税(固定資産税とまとまってたりするようです)
不動産取得税は、不動産を取得(買った)した際に(半年〜1年経った頃)1回だけかかります。
新しい物件を買えば、またその物件に対してかかりますが、1物件につき1回かかるものです。
その1回が、購入した物件によるけれど、20万~25万とか、そういう感じなので、その分のお金は用意しておく必要があります。
20万越えはしんどい😓
固定資産税は一括か4分割か選べますね。これも家のサイズや市区町村によって違います。
物件価格以外にかかったお金❷ 保険や諸費用
税金以外にも仲介料はもちろん保険や印紙代、諸費用、がかかってきます。
- 火災保険など。
- 登記簿関連の登録料
- 不動産仲介料(大きい)
- 契約時に必要な収入印紙代(地味にかかります)
購入準備で忙しくしていると細かい出費のことを忘れてしまったりするので(わたしだけか😂)頭の片隅に置いておくといいかと思います。
マンションを買って手に入れたもの
今回は私がアラサー独身時代にマンションを買おうと思ってから実際に購入するまでのことをまとめました。
私は年収300万円代前半の事務職O Lで、20代後半にマンションを購入して、一人暮らしを始めました。購入したマンションで暮らした期間は2年半ほどでしたが、その期間は私にとって、かけがえのない時間となりました。
小さいけれど自分だけのお城を持って、その私だけのお城を守ることが仕事へのモチベーションになって生活にハリが出ました。
そして2年半後、私はこのマンションを売却し2年半では決して貯めることの出来なかったような資産を持つことが出来ました。
この記事を読んでマンションを持ってみようかな、と思ってもらえたら嬉しいですが、ネットやブログ情報だけでは不足だと思います。あまりにも大きな買い物なので。。
まずは信頼出来る講座を受けてみることから始めてみてはいかがでしょうか😊